タイヤの空気圧について
◎2000年、米国で自動車の安全性に関する規制「TREAD法」が成立し、2007年9月から米国で販売される 新車には100%TPMSの装着が義務づけられました。
こうした法規化の流れは世界に広がり、2012年には欧州で、2013年には韓国で法規化が決定し、日本・中国でも法規化が検討されています。
TPMSは、自動車の安全・安心の実現と、地球温暖化防止に貢献する環境配慮製品として、世界中から注目されこうした国への日本車もTPMSを標準装備しています。ただし、日本では義務化が遅れています
◎日本自動車タイヤ協会が2016年に実施したタイヤ点検結果によると、高速道路を走るクルマのタイヤ整備不良率は27.3%。また、そのうちの20.2%が空気圧不足だそうです。
タイヤの負担できる荷重は、ほぼ空気圧で決まるので、空気圧の不足は非常に危険です。パンクをはじめ、タイヤのトラブルの大半は、空気圧の不足によるものといっても過言ではありません。
◎空気圧が足りないと生じる具体例
・転がり抵抗が増えて、燃費が悪化。
タイヤの空気圧が適正値より50kPa不足すると、燃費は市街地で約2%、郊外で約4%も悪化するとのデータがあります。
・走行安定性の低下
タイヤの空気圧が低下すると、走行中にハンドルが左右に取られたり、重くなったりと、操縦性が悪くなります。
・パンクの危険性
気圧が不足していて高速道路などを走行した場合タイヤが異常発熱し、バースト(破裂)する危険があります。
また、タイヤのサイド部分(側面部分)が円状に切れてしまう現象(※ブリーディングC.B.U)も考えられます。
・タイヤ寿命の低下
タイヤがつぶれた状態で走行していた場合、タイヤの外側が中央より早く摩耗してしまい、タイヤの寿命を短くする原因にもなります。
その他、乗り心地が悪くなったり、降雨時のハイドロプレーニングの現象の危険性が増したりもします。
◎以上のことより、タイヤの空気圧の管理は、安全走行や燃費の面においても無視できない重要な部分です。
乗用車用タイヤは、空気を入れてから約1か月で5%〜10%が抜けるとの調査結果もあることから、走行中のリアルタイムのタイヤの空気圧を監視できるTPMSシステムは、車の安全走行や燃費改善の監視に効果が期待できます。
【対応車種】
トヨタ
5代目新型RAV4
【対応型式】
6BA-MXAA52/6BA-MXAA54
6AA-AXAH52/6AA-AXAH54(ハイブリット)
※RAV4 PHVは非対応です
【商品内容】
液晶モニター×1:モニターサイズ:22 x 22 mm
コネクター付き配線×1、日本語機能説明書×1、プラスチックリムーバー×1
【商品仕様】
・動作電流:10.6mA
・スリープ時電流:6.3mA
・最大電流:117mA(エラー警告時)
【その他機能】
2時間以上連続して車を運転していると、休憩の提案と披露運転への注意を払うよう、ドライバーに音声(長時間の運転お疲れ様です。安全運転のために休憩を取りましょう)でお知らせします。
※音声はSETボタン(右側)を押すと止まります。
■注意事項■
・モニターは使用していないスイッチホールに取付けます、スイッチホールが空いていない場合はお取り付けできません。
・ご購入の前にお車のスイッチホールのサイズにモニターのサイズが適合するか確認をお願いします。
・本製品は簡易的に圧力を監視する製品です。専門業者や給油所での点検も定期的に行ってください。
・弊社は取付に関してのサポートはしておりませんのでご了承ください。
・取付による破損や事故について、返品や弊社での責任の保証、損害請求はお受けできません。
・ご自身での取付にご不安な方は近くの専門店へご相談下さい。
・タイヤの回転数をABSより検出し空気圧の異常をお知らせするシステムですので雪道等タイヤの回転数を正確に感知できない場所のでご使用はエラーを起こす場合がございます。
・左側の前後、又は右側の前後を含む2箇所以上のタイヤ異常を同時に感知した場合や、カーブまたは坂道では警告が出ない、又はモニターが誤作動を起こす場合あります。
・
バックモニターガイド線が初期化された場合 お取り付けの際に、ハンドル下のコネクターを一定時間以上外したままにすると、バックモニターガイド(バック時、リアカメラ映像の中の線)が初期化されることがあります。
その場合は、一度エンジンを切り、再度エンジンを掛け、シフトをバックに入れて頂き、ハンドルを左いっぱいに回しきり10 秒間、その後、逆に右にいっぱいに10 秒間回し切って頂きますとバックモニターガイド線が正常に戻ります。
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お取り付け後、インフォメーションディスプレイにエラー表示がでた場合 同様にコネクターを一定時間以上外していると、インフォメーションディスプレイにクリアランスソナー等のエラー表示がされることがございます。
その場合は、そのまま数百メートル走行すると、再度エラー表示が出た機能の読み込み設定が完了し、エラー表示が消えます。もし、走行してもエラーが消えない場合は、コネクターの接触不良の可能性があるので、製品のコネクターをしっかり接続し直して下さい。